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代表的な種類

梅干しの代表的な種類とその特徴

梅干しとひと口に言っても、塩加減の濃淡や、他の食材との組み合わせなどによって、実に多くの種類が存在します。
食品として考えれば、様々な味のバリエーションを楽しめるのもうれしいところですが、ここではマニアックな梅干しガイドは控えて、代表的なものに絞って紹介します。

白梅干し
粗塩で漬け込んだ定番タイプ。一般的に『梅干し』といった場合、この『白梅干し』を意味します。梅干しの基本的な酸っぱさを味わいたいなら、やはりコレでしょう。

赤じそ漬け
塩揉みして白梅酢につけた赤じそを使って、塩漬けした梅干しを漬けたもの。梅に加えてしそにも防腐・殺菌作用があるのと、鮮やかな赤みや、しその香りがより食欲をそそる梅干しです。

はちみつ漬け
甘口梅干しの代表的存在。白梅干しを塩抜きしてから、はちみつで甘酸っぱい味付けに調整しています。子供たちもフルーツ感覚でおいしく食べられると思います。

焼き梅
梅干しを焼くことで、酸味を飛ばして味わいをまろやかにしたもの。血流改善効果が期待できる成分ムメフラールが、焼き梅でどの程度摂れるかは諸説あるようで、サラサラ血液を目指すなら、梅肉エキスがよさそうです。

カリカリ梅
日干しせずに仕上げるため、梅の果肉が柔らかくならず、カリカリとした食感に。材料となるのは小梅です。

紀州の南高梅をはじめとする主なブランド梅

梅にも当然、ブランド梅と呼ばれる品種があります。
日本で梅の産地として広く知られているのは、なんといっても和歌山県でしょう。
調べてみると、平成20年度の梅の収穫量は約12万トンで、その内の58%を和歌山県が占めています。
その和歌山の名産品である『南高梅』を中心に、ブランド梅を紹介します。

南高梅
和歌山エリアの梅は紀州梅と呼ばれていますが、その代名詞的存在といえるのが『南高梅』。
和歌山県南部川村が原産で、昭和20年代当時、村内に100種以上あった梅の中から、品種統一のために地元の梅農家たちが選び抜いた最優良品種。
大粒種で、果実は平均25~30gあり、皮が薄くて肉厚、種も小さいので最も梅干しに適したトップブランドといえます。

白加賀(しらかが)
和歌山の次に収穫量が多いのが群馬県。その代表的梅が『白加賀』です。
『白加賀』自体はもともと、その名が示す通り加賀で江戸時代から栽培されていた梅で、現在は関東地方を中心に、全国で栽培されています。
果肉は肉厚で、梅酒・梅干に広く使われています。

甲州最小
上の2種は大粒品種に分類されますが、これは流通名『甲州小梅』の名の通り、小粒品種の代表的ブランド。
果実は平均3~5gほどで、種も小さく、梅干、梅酒、漬梅に適しています。
『甲州最小』は、その多くが山梨県で栽培されていますが、小梅と呼ばれる品種は宮城、埼玉、千葉でも栽培されています。

 
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